自分のブログの記事でリンクが切れているかどうかを確認するのは、記事数が多くなればチェックするのも厳しいですよね。
そこで今回は自分のブログ内で切れているリンクを教えてくれるプラグインである、「Broken Link Checker」の設定方法について紹介します。
目次
Broken Link Checker設定方法「リンク切れを一瞬で判別」
「Broken Link Checker」プラグインは自分のブログ記事に貼り付けたリンクが、正常にリンク先に繋がっているかどうかを教えてくれる便利なプラグインです。
せっかく参照してもらおうと貼り付けたリンク先が見当たらないと、読者も離脱してしまうかもしれません。
「Broken Link Checker」はインストールすると、リンク切れを一瞬で判別してくれるので、どのリンクが切れているのかを探す必要はありません。
またプラグインをインストールするにあたって動作も重くなりがちですが、設定方法によっては動作を軽くすることも可能です。
Broken Link Checkerのインストール方法
「Broken Link Checker」プラグインのインストール方法は、ダッシュボード→プラグイン→新規追加で「プラグインの追加」画面へと変わります。
新しくプラグインをインストールする際はこのルートで画面を表示させるか、「インストール済みプラグイン」を表示させてから画面上部の「新規追加」をクリックしましょう。


赤枠内にインストールしたいプラグインの名前を入力すると、候補のプラグインが表示されます。
「Broken」と入力すると、「Broken Link Checker」のプラグインが表示されます。

「今すぐインストール」をクリックすると、「Broken Link Checker」のプラグインがインストールされます。

インストールが終わると、今度は「有効化」というボタンが表示されますので、クリックしましょう。

こちらのプラグインは「有効化」のボタンをクリックするだけで機能しますが、少し設定を変えると動作が軽くなりますので、設定を変更することをおススメします。
Broken Link Checker設定
一般タブ設定
ダッシュボード→設定→リンクチェッカーへと進みます。

リンクチェッカーをクリックすると、「Broken Link Checker」のオプション画面に切り替わります。
まずは、「一般」タブの設定からです。

すでにエラーがある場合は、ここにエラーの数が表示されています(水色枠内)
この「一般」タブで設定するのは、「各リンクをチェック」の緑枠内の時間設定項目です。
これは、何時間ごとにリンク切れをチェックするのかを設定する項目なのですが、リンク切れはそう頻繁に起こるものではありません。
ですので1週間に1回か、2週間に1回のペースでもいいかと思います。
(1週間に1回なら7×24=168、2週間に1回なら336)
筆者は10日に1回設定ですので、240時間設定にしています。
通知メールアドレス項目ですが、Wordpress登録時に設定したメールアドレス以外にメール送信の場合は、送信希望のメールアドレスを記入して下さい。
登録時に設定したメールアドレスで良ければ、空白のままで大丈夫です。
続いて「リンクの調整」欄の設定です。

赤枠内の項目3つにチェックを入れます。
nofollow属性にするのは、リンクが切れているリンク先にSEO評価を付けさせないためです。
赤丸の「提案」項目ですが、ここはチェックが入っていれば外すようにしましょう。
ここにチェックを入れると、自分の意図しないリンク先が設定されてしまう可能性があります。
高度な設定
次は、「高度な設定」タブです。

ここでの設定変更は1ヵ所だけで、「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックを外してください。
ここにチェックが入っていると、文字通り1時間に1回リンクチェックしますのでワードプレスの動作が非常に重くなり、ページの表示が遅くなる原因にもなりかねません。
このチェックを外すことにより、リンクチェックは1時間おきに行われませんので、動作は軽くなります。
「タイムアウト」の設定ですが、初期設定の30秒で構いません。
そもそも読者は30秒も画面が表示されるのを待ってはくれませんので、ここは30秒のままにしておきます。
Broken Link Checkerの設定は、以上で終了です。
次は実際のエラー表示画面の説明です。
設定を変更したら、「変更を保存」するのを忘れないようにしましょう。
「Broken Link Checker」エラーの訂正方法
Broken Link Checkerのエラー画面の表示方法です。
ダッシュボード→ツール→リンクエラーでリンクエラーの画面が表示されます。


このリンクエラー表示画面を見る限り、5つのリンク切れのエラーがあることがわかります。
一番上のエラーを見てみます。

URLを編集
「URLを編集」をクリックすると、直接リンクを編集することができます。

「テキスト」は、以前ブログ内でリンクを設定した箇所の文言です。
実際のリンク切れのあるブログの部分は、取り消し線がリンクの場所に引かれています。

もしテキスト表示も変更したい場合は、ここで変更も出来ます。
ここで気をつけたいのは、リンク切れでない場合もエラー表示される場合があることです。
先程、「高度な設定」でタイムアウトの秒数を設定するところがありましたが、初期設定は30秒ですので今回は30秒以上読み込みにかかっているために、エラー表示となっています。
ですのでリンクエラーと表示されていても必ず、リンク切れかどうかを確かめるようにしましょう。
リンクエラーでない
エラーが出ているリンクがエラー出ない場合は、この「リンクエラーでない」をクリックすると、エラー表示が消えます。
クリックする前に必ず、リンク先が繋がることを確認してからクリックするようにして下さい。
詳細
ステータスに表示されているエラーがどんなエラーなのか、「詳細」をクリックすると表示されます。
(下記の画像は一部抜粋ですが、実際は英文でもっと長く表示されています)

リンクテキスト
リンクテキストに表示されている文言は、実際にブログ内で設定したリンク先に飛ぶ文言です。
先程も説明しましたが実際のブログの表記は、リンク先がエラー表示の箇所は取り消し線が表示されています(クリックはできます)
リンクテキスト欄に「画像」と表示されている場合は、メディアの取り込んでいる画像と、実際にブログ内で表示させている画像のリンクが上手く繋がっていない場合に表示されます。
どの画像が上手くリンク出来ていないかは「ソース」を見ればどのブログかすぐわかりますので、リンクされていない記事の画像を見直しましょう。
すべてのリンクエラーを修正すると、下記の画像のように「リンクエラーはありません」と表示されます。

これでリンク切れのエラー修正は、すべて終了しました。
プラグイン「Broken Link Checker」まとめ
プラグイン「Broken Link Checker」は、リンク切れを起こしているブログ内のエラーを見つけてくれる、非常に便利なプラグインです。
記事数が少なければ、定期的に自分で記事に設定しているリンクを全て確認し、修正することも可能です。
ですが、記事数が増えてくればとてもそんなことをしている余裕もありませんし、時間がもったいないです。
この「Broken Link Checker」プラグインはその手間を一瞬で終わらせてくれる上に、どの記事のリンクが切れているか、どの記事の画像がメディアに取り込んだ画像と上手くリンクできていないかを表示してくれます。
リンク切れは読者にも望んだ情報を与えることができませんし、自分のブログにもリンクによって得られるはずの恩恵が得られなくなってしまいますので、こまめにチェックしてリンク切れを修正するようにしましょう。