WordPress(ワードプレス)にプラグインの入れすぎは、動作が遅くなる原因の一つです。
ですがインストールしても損はない、ブログ作成に役立つプラグインを3つ、今回は紹介します。
目次
ワードプレスのブログ作成に役立つプラグイン3選「」
今回紹介するプラグインは、「記事の複製」「アドセンス狩りからの防御」「リンク切れを知らせる」を行ってくれるプラグイン3種です。

「Yoast Duplicate Post」→「記事の複製」
「Ad Invalid Click Protector (AICP)」→「アドセンス狩りからの防御」
「Broken Link Checker」→「リンク切れを知らせる」
「Yoast Duplicate Post」は、前回使った記事のフォーマットが欲しい場合に記事をそっくりそのまま、複製することができるプラグインです。
アドセンス狩りは初心者がアドセンスの審査に合格し、記事に広告を出した直後に狙われやすいと言われています。
「Ad Invalid Click Protector (AICP)」は、そんなアドセンス狩りから自分のブログを守ってくれるプラグインです。
「Broken Link Checker」は、自分が以前記事内に貼ったリンクが切れているかどうかを教えてくれるプラグインです。
「Yoast Duplicate Post」「Ad Invalid Click Protector (AICP)」「Broken Link Checker」3つのプラグインはあれば便利なプラグインですので、プラグインのインストールに余裕があるのならばワードプレスのブログ作成に役立ちますので。インストールしておいて損はないプラグイン3選です。
Yoast Duplicate Postの設定方法
Yoast Duplicate Postのインストール
「Yoast Duplicate Post」プラグインのインストール方法は、ダッシュボード→プラグイン→新規追加で「プラグインの追加」画面へと変わります。
新しくプラグインをインストールする際はこのルートで画面を表示させるか、「インストール済みプラグイン」を表示させてから画面上部の「新規追加」をクリックしましょう。


赤枠内にインストールしたいプラグインの名前を入力すると、候補のプラグインが表示されます。
「Yoast」と入力すると、「Yoast Duplicate Post」のプラグインが表示されます。

「今すぐインストール」をクリックすると、「Yoast Duplicate Post」のプラグインがインストールされます。

インストールが終わると、今度は「有効化」というボタンが表示されますので、クリックしましょう。

「Yoast Duplicate Post」プラグインは「有効化」のボタンをクリックするだけで機能しますが、少し設定を変えると便利になりますので、設定を変更することをおススメします。
Yoast Duplicate Post「複製元」タブの設定方法
ダッシュボード→設定→「Duplicate Post」へと進みます。

「Duplicate Post」をクリックすると、Duplicate Postの設定画面が表示されます。

まずは「複製元」タブの設定からです(上記のチェックはデフォルト設定で構いません)
設定変更をするのは、下記の画像の箇所です。

タイトルの「接頭辞」「接尾辞」、どちらかにコピーをした記事だと自分が分かるように、何か文字を入力しておく項目です。
(画像は例で「複製」と記入していますが、自分がこの記事はコピーだと分かる文言にしておきましょう)
「接頭辞」「接尾辞」のどちらに表示をするのかは、自分の好みで決めるといいでしょう。

「接頭辞」に文字を入れれば緑枠のようにタイトルの頭に文字が挿入されますので、この記事は複製されたものであるとわかりやすいですね。
「接尾辞」に文字を入れると、黄枠のようにタイトルの後に文字が挿入されます。
「接頭辞」「接尾辞」に何も文字を入れない場合は、タイトルの後ろに「下書き」と表示されますので、この記事はまだ下書きの途中だとわかります。
「複製元」タブの設定は、これで終了です。
設定を変更した際は、「変更を保存」をクリックするのを忘れずに。
Yoast Duplicate Post「権限」タブの設定方法
次は「権限」タブの設定です。

「権限」タブでは、「これらの投稿タイプに対して有効化」の4項目(赤枠)にチェックを入れましょう。
ここに表示される項目は、自分の使われているWordpress(ワードプレス)のテーマによって変わります。
筆者は「AFFINGER6」ですので4項目ありますが、「Cocoon」だと3項目の表示です。

「ナビゲーションメニュー」と「マイブロック」にチェックを入れるのは、コピーした記事にも自分で設定した「ナビゲーションメニュー」や「マイブロック」の機能も引き続き使えるようにするためです。
これで「Yoast Duplicate Post」の設定は終了ですので、「変更を保存」をクリックしてプラグイン設定画面終わらせます。
Yoast Duplicate Postの便利な機能
ダッシュボードに戻り、投稿→投稿一覧で記事を表示させます。

複製したい記事にマウスカーソルを合わせると、その記事に対する行動が表示されます。
「Yoast Duplicate Post」プラグインをインストールすると、「複製」「新規下書き」「書き換え&再公開」の項目が表示されるようになります。
「複製」は文字通り、複製(コピー)したい記事でクリックすると、全く同じ記事一式が複製されます(表示画面)
「書き換え&再公開」は、記事のリライトに使用する項目です。
「書き換え&再公開」をクリックすると記事の編集画面が開きますが、通常の編集画面とは違う表示が画面上にあります。

通常のリライトとはどう違うのかですが、こちらは複製を編集(リライト)しているので複製元(原本)は編集されていないことです。
リライトする箇所が少なければ原本を編集しても短時間で済みますが、ほぼ記事全部をリライトするような大掛かりな編集になると、途中で編集を止めて保存してしまうと記事が編集の途中となるため、記事が公開できなくなってしまいます。
たとえ大掛かりな記事の編集でも複製を編集しているので原本には何の影響もなく、なおかつ編集の途中でも「下書き保存」出来ますので、急な用事が出来たとしても編集作業を終えることも出来ます(下書き保存した場合でも、下記の画像のように表示されていますのですぐに判別できます)

すべてのリライトが終了すれば、「Republish」(公開)をクリックすることにより、原本の記事がリライトされて表示されます。
「Yoast Duplicate Post」はただ記事の複製(コピー)をするだけのプラグインではなく、記事のリライトも簡単に出来るようにアシストしてくれる便利なプラグインです。
Ad Invalid Click Protector (AICP)の設定方法
アドセンス審査に合格して、ブログに広告を掲載し始めた途端に遭うのが「アドセンス狩り」。
Twitterや他のSNSでもグーグルアドセンスの審査に合格したことを公表していない場合でも、アドセンス初心者の多くが被害に遭っています。
アドセンス狩りとは、ブログに表示された広告を必要以上にクリックして、グーグルアドセンスに「不正なクリック」と認識させ、広告表示を停止させることです。
広告表示が停止になる条件は、大きく下の2つ。

自分のブログの広告を、自分でクリックする
広告を何度もクリックする
両方に共通するのは「収益が欲しい」という点ですが、自分のブログの広告を自分でクリックするのは、アドセンスの禁止事項です。
自分で広告をクリックするのがダメならば、知人や家族にクリックしてもらうというのも危険ですね。
頼まれたのだからクリック回数は多い方がいいのだろうと、数十回もクリックされてしまうと間違いなく広告停止となります。
(その際にクリックされて生じた広告収入は、全て無効となります)
そんなアドセンス狩り対策のプラグインである、「Ad Invalid Click Protector (AICP)」の設定方法は、下記の「Ad Invalid Click Protectorリンクカード」から詳細を見ることができます。
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アドセンス狩り対策プラグイン
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Broken Link Checkerの設定方法
ブログの記事にリンクを張ることは、引用元をはっきりさせるために重要な作業のひとつです。
ですがその引用先であるリンクも、この先永遠に存在する保証はありません。
リンク先がなくなってしまうと、記事に貼ったリンク先が引用元にリンクできなくなり、読者は欲しい情報が手に入らず離脱してしまうかもしれません。
「Broken Link Checker」は繋がらなくなったリンクを教えてくれる、非常に便利なプラグインです。
ブログのどの記事に使われているリンクが繋がらなくなったのかを、ピンポイントで教えてくれるのですぐに修正をすることができます。
リンク切れを教えてくれる「Broken Link Checker」の設定方法は、下記の「Broken Link Checkerのリンクカード」から詳細を見ることができます。
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リンク切れを一瞬で判別
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「ワードプレスのブログ作成に役立つプラグイン3選」まとめ
「Yoast Duplicate Post」「Ad Invalid Click Protector (AICP)」「Broken Link Checker」の3つのプラグインは、ブログを作成するにあたって非常に便利なプラグインです。
「Yoast Duplicate Post」→記事の複製及び記事リライト時の途中保存ができる
「Ad Invalid Click Protector (AICP)」→アドセンス狩りから広告表示停止を防ぐ(不正アクセスの証拠も保存)
「Broken Link Checker」→記事に貼ったリンクが切れていたらどの記事のリンクが切れているかをピンポイントで教えてくれる
プラグインの入れ過ぎは、Wordpress(ワードプレス)の動作が遅くなる原因と言われています。
ですが、それを踏まえてもインストールして損はない、3つのプラグインを紹介させて頂きました。