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音読校正で文章力アップ!「7つのメリット」

2023-02-21

自分で書いた記事を校正する時、黙読だけでチェックをしていませんか?

自分ではちゃんとチェックをしたつもりでも、公開した後に漢字間違いや文章の不自然さを見つけることはよくあることです。

いくらチェックしても間違いが多く見つかるなら、「音読校正」という方法を試してみませんか?

音読校正とは自分の文章を声に出してチェックする方法で、音読校正をすることで記憶力や表現力・コミュニケーション能力も向上し、文章はより良くなります。

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音読校正で文章力アップ「音読校正とは何か?」

音読校正とは、自分の書いた文章を声に出して読み上げてチェックする方法です。

文章を書く際には脳内で音読することもありますが、それだけでは不十分です(いわゆる、黙読ですね)

音読校正では、実際に声に出して耳で文章を聞くことで、間違いや不自然さを発見しやすくなります。
(学生時代の、授業で立たされて教科書を読む感覚と似ています)

音読校正とは自分で書いた文章を声に出してチェックする方法

音読校正をする時は、自分の文章を声に出して読み上げます。

このとき、大きめの声でゆっくりと句点や読点などもしっかり意識しながら、ハッキリと発音します。

声に出して文章を読むことにより、文章の流れや区切りがわかりやすくなります。

脳内音読(黙読)では間違いを見逃す理由

脳内音読とは、目で文字を追いながら心の中で声に出さずに読むことです(いつもおこなっている黙読ですね)

脳内音読(黙読)では、自分が書いた文章に慣れてしまっているため、間違いや不自然さに気づきにくくなります。
(自分で書いた記事の内容を覚えているつもりなので、過信をしている可能性がある)

また、脳内音読では耳から入る情報が少ないため、文章のリズムや調子も感じにくくなります。

音読校正で文章力アップ!「7つのメリット」

音読校正はただ単純に間違いを探すだけではなく、様々なメリットがありますが、ここではその中から7つ紹介します。

メリット①:脳が活性化されて記憶力が向上する

音読校正では目だけでなく、耳からも情報が入ってきます。

目から入った情報よりも、耳から入った情報の方が記憶されやすいという研究結果があるので、声に出して聞くことで脳が活性化されて記憶力が向上します。

メリット②:息継ぎが必要になり文章が短く簡潔になる

音読校正では、息継ぎも重要です。

音読をしていると息切れしないように、適度な長さの文節を作る必要が出てくるので、無駄な言葉や冗長な表現を省く事ができますので、文章が短く簡潔になります。

メリット③:発声力や滑舌が良くなりコミュニケーション能力もアップする

音読校正には直接かかわっては来ませんが、声に出して発音することで、発声力や滑舌が良くなります。

発声力や滑舌は話すときにも重要ですので、相手に伝わりやすく聞き取りやすい話し方をすることで、コミュニケーション能力もアップします。

接客業や電話で話をする機会が多い方には必須のスキルとなりますので、音読校正で練習を兼ねることができますね。

メリット④:感情移入度が高まり表現力も豊かになる

音読校正では自分の書いた文章を感情を込めて読むことによって、文章の内容に感情移入度が高まります。

感情移入度が高まると表現力も豊かになりますので、文章に今まで見えてこなかったニュアンスを加えることで、読者の興味や共感を引き出すことができます。

メリット⑤:耳から入った情報は印象深く残る

音読校正では、耳から入った情報は印象深く残ります(誉められたことは、いつまでも記憶に残っていますよね)

耳から入った情報は目から入った情報よりも記憶されやすく、自分の文章だけでなく他人の文章もよく覚えられます。
(小説がドラマ化された時など、名セリフは頭に残りやすいのと同じ理論です)

メリット⑥:他人目線で客観的に文章を評価できる

音読校正では、自分の文章を声に出して読み上げますので、自分だけでなく第三者にもどう聞こえるかを想像しやすくなります。

第三者目線で客観的に文章を評価できるので、改善点や問題点が見つかりやすいです。

メリット⑦:文章のリズムや調子が分かりやすくなり読みやすさも向上する

音読校正では声に出して読むことで、文章のリズムや調子が分かりやすくなります。

リズムや調子は、読み手の感情や興味を引き付ける大事な要素です。

音読校正をすることで文節の長さや強弱、アクセントなどを調整することができますので、読みやすさも向上します。

音読校正の守るべきポイントは2点

音読校正は、ただ声に出して読むだけが音読校正ではありません。

効果的に行うためには、いくつかの守るべきポイントがあります。

守るべきポイント①:音読校正に適した時間帯や場所を選ぶ

音読校正には集中力が必要ですが、音読校正に適した時間帯や場所を選ぶことが大切です。

いくら休みの日だからといって早朝から大声で音読して、隣近所に迷惑をかけるのは絶対に止めましょう。

自宅で音読校正をすることが多いでしょうから、音量の調整には気をつけて。

守るべきポイント②:音読校正の手順とポイントを押さえる

音読校正の手順とポイントです。

音読校正の手順とポイント

  • 声に出してゆっくりと文章を読む
  • 読みながら気になった点や不自然な点を色付きアンダーラインでマークする
  • マークした箇所をもう一度声に出して確認する
  • 必要ならば修正や改善する

②「読みながら気になった点や不自然な点を色付きアンダーラインでマークする」ですが、アンダーラインでなくとも「文字強調」や「ハイライト」など、自分で後で見返してわかればいいので、好みでチェックするといいでしょう。

音読校正で文章力アップ!「7つのメリット」 まとめ

記事を書く際の誤字脱字は避けられないものですが、音読による校正は非常に効果的です。

目で行う黙読だけでなく、音声を使って耳からも情報を入れることにより、見落としやすい誤字や文章の不自然な部分を発見することができます。

発声することで表現のしやすさも確認できるため、より正確で自然な文章を書くことができ、文章全体の流れや表現のリズムも意識できるようになります。

また、文章を書く際には音読による訂正だけでなく、時間を置いてから再度読み直すことも大切です。

1日おいてから読み直すことで、新たな視点からの発見ができるかもしれません。

新たな発見ができればよりよい文章を書くことにもつながりますので、音読による校正や時間をおいてからの校正をすることで、より読者に寄り添った記事を書いていきましょう。

〖追記〗自分で音読しないでPCを使って音読する方法

自分で声を出して音読するのは恥ずかしいという方向けに、PCに変わって音読してもらう方法をご紹介します。

ワードにコピペした文章を音読してもらう

Office2010以降のWord(ワード)には、「音声読み上げ」の機能が追加されています。

「校閲」タブから、「音声読み上げ」をクリックすると読み上げてくれます。

校正したい文章をWord(ワード)にコピペする作業がありますが、自動で読み上げてくれます。

ただし、漢字の読み上げ能力は低く、音読は「おんどく」と読んでくれますが、黙読は「もくよみ」と読み間違って音読しますので、聞く方にも注意が必要です。

Windows(ウィンドウズ)のナレーター機能を使う

Windows(ウィンドウズ)限定ですが、ナレーター機能というWebページを音読してくれる機能があります。

音読させたいWebページを開いたら、「Windowsキーを押しながらCtrlキーとEnterキー」を同時に押すと、ナレーターパネルが開いて、音読を開始してくれます。

終了させたい時は、もう一度「Windowsキーを押しながらCtrlキーとEnterキー」を同時に押すと止まります。

ただしこちらも漢字の読み間違いはありますので、どちらの音読を使うにしても気にならない方向けの機能ですね。

逆に漢字の読み間違いが気になるので、やはり自分で音読する方が感情や抑揚をつけやすいですので、自分の声での音読をおススメいたします。

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