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F字型パターンで記事作成「読者の目線をコントロールしてPVアップ」

2023-02-27

ブログの記事(紙媒体ではありません)を読むとき、読者には記事を読むパターンがあるのをご存じですか?

読者はブログ(Webサイト)を、じっくりと最初から最後まで読んでいません(悲しい現実ですが)

その中でも「F字型パターン」という読み方をすることが多く、F字型パターンとは、読者の目線が左から右へ、上から下へとFの形に動く読み方をすることです。

読者のF字型パターンの読み方に対して、ブログの見出しや本文・画像などの工夫をすることで、読者にとって必要な重要を読み飛ばすことなく読んでもらうことも可能です。

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F字型パターンで記事作成「F字型パターンとは何か?」

F字型パターンとは何を意味するのか?

F字型パターンとは、読者がWebサイトを見るときに読者の視線がF字の形に動く様子を表した言葉です。

F字型パターンは、次のような特徴を持ちます。

F字型パターンの特徴

  • 読者はページの上部や左側にある情報しかほとんど読まない
  • 読者はページの中央や右側にある記事内容は読み飛ばすことが多い
  • 読者はページの最後まで読むことは少なく、重要な情報を見逃す可能性がある

自分自身がWeb上で記事を読む場合に当てはめてみると、よほど関心のある記事を読むとき以外は、確かに文章の右端の方は読んでいませんね。
(読んだつもりで、脳内補完しています)

上の3つ並んだ画像は「アイトラッキング調査」といって、実際にWeb上の記事を読む際の目線の位置を、ヒートマップなどで調べることです。

完全に、「F字」の形をしているのがわかります。

アイトラッキング調査とは
(U-Site HP)

冒頭でも述べましたが、読者は記事を最初から最後まで読むことはありませんので、ブログを書くときには結論から先に書く「PREP法」で書くことも重要となってきます。

PREP法 → (Point)結論 ・ (Reason)理由 ・ (Example)例 ・ (Point)結論

先に結論を述べておいて、あとから具体例を出しながら説明をし、最後にもう一度結論を述べる方法です。

F字型パターンが重要な理由「読者の目線の動き方」

読者はWebサイトを流し見で読みとばす

読者は記事(ブログ)を隅から隅まで読むのではなく、サッと読み流しています

記事(ブログ)サイトには数多くの情報が記載されているので、読者は自分にとって必要な情報だけを素早く見つけて読みたいからです。

このように、読者の目線が「F字」の形に動くことをFastのFとも呼ぶことがあります。

UX MILK HPより抜粋

上の図で言うと、①から②まで流し読みしたら③の段落にいって、また右の④へと読み進めていく。

こうやって上から順に、自分の欲しい情報の場所まで記事を流し見することにより、いち早く欲しい情報の場所までたどり着こうとします。

F字型パターンから外れるケース

必ずしも読者は、F字型パターンで記事内容を読み進めていくとは限りません。

読者は自分にとって必要な情報を見つけると、その情報が記事ページの真ん中や右端あれば、そこに目を向けることもあります

意図的にF字型パターンから外れるような記事のデザインや画像の配置方法を変えることで、読者の目線をF字型パターンから変えることもできます。

F字型パターンで記事作成「読者の目線をコントロールしてPVアップ」

見出しは短くて具体的にする

見出しは読者がタイトルの次に見る部分であり、記事の内容や自分の欲しい情報があるかどうかを判断する部分です。

ここでも読者は見出しを全て見ているわけではなく、F字型パターンによって上から下へと目的の情報があるかどうかを見ています。

そのため、見出しは短くて具体的にすることでわかりやすくすることが重要です。

また、見出しの内容に応じてH2やH3などの見出しに階層をつくることで、読者に対して視覚的によりわかりやすくすることも大事です。

本文は段落分けや箇条書きを使う

本文の内容に関しても、読者はF字型パターンによって左から右へと流し読みします

そのため、本文は長い文章で2行~3行も冗長的に書くのではなく、段落分けや箇条書きを使って文章を分けて書くことも大切です。

文章を短くすることによって、読者は自分の欲しい情報を見つけやすくなりますので、記事を読み飛ばされることも少なくなります。

記事を流し見されるのを防ぐには、記事の最初や最後に重要な情報を入れることも効果的です。

U-Site HPより抜粋

上記の画像でもわかる通り、読者は記事の上のあたりを集中的に見て、あとは流し見をしている様子が分かります。

画像は左側よりも右側に貼り付ける

画像は読者に説得力を与えることができ、記事に必要不可欠な要素ですが、F字型パターンでは画面の左側よりも右側に配置する方が望ましいです。

その理由としては、読者が左側から流し見をしていって右端に目線が行った時に、画像で一瞬目線の動き止まるからです。

そのため、画像は本文の内容と関連性が深いものを選ぶようにし、なおかつインパクトのある画像である方が目線の滞在時間も延びます

WordPress(ワードプレス)ですと右端のサイドバーを利用して、目線を右に持ってこさせる工夫もできますね。
(サイドバーに、記事の目次を表示させるなど)

F字型パターン以外にも知っておくと役立つパターン

Z字型パターンとは

Z字型パターンとは、読者の目線が左上から右上、左下から右下へとZの形に動く読み方のことです。

下の画像は「Facebook」のランディングページですが、左上にロゴ、右上にユーザーアカウントの入力場所、左下の本文を見て、右下の決済ボタンへという流れです。

完全な、「Z型」パターンですね。

UX MILK HPより抜粋

Z字型パターンはF字型パターンと同様に、上部に重要なポイント(見て欲しいポイント)をおくことです。

最終ポイントは「右下」ですので右下に最重要ポイントをおきますが、右下に至る過程までをいかに飽きさせないか、という点が非常に重要になってきます。

途中で飽きてしまうと離脱されるのは、F字型パターンと同じです。

F字型パターンで記事作成「読者の目線をコントロールしてPVアップ」 まとめ

F字型パターンは、読者がWeb上のブログや記事を読む時に無意識に使っている目線の動かし方です。

読者はブログや記事を最初から最後まで読むことはなく、読者にとって欲しい情報だけを探すためにWebサイトを流し見しています

そのため、ブログや記事の書き方を工夫して、読者の興味を引きつける必要があります。

F字型パターンに対応した記事を作るには、次のような方法があります。

  • 記事タイトルやH2・H3などの見出しを使って階層的にして視覚に訴える
  • 見出しは短くて具体的にする
  • 本文は段落分けや箇条書きを使う
  • 画像は左側よりも右側に配置する

F字型パターン以外にも知っておくと役立ちのが、「Z字型パターン」と呼ばれるものです。

Z字型パターンとは、ブログや記事を読む時の目線の動きがZの形になっていることを示すパターンです。

Z字型パターンでは、ページ上部とページ中央部分の斜め方向、ページ下部(特に右下)が重要なポイントとなります。

自分の書く記事をどのタイプで書くかを事前に決めておけば、読者に読んで欲しいポイントを「読んでくれるポイント」に書くことができますので、読者に重要なポイントが読み飛ばされる可能性も低くなるでしょう。

こうして読者の記事を読むパターンを知っておくのは、自分の記事を途中離脱されないためにも知っておく必要がありますね。

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