読者向けのサイトマップ作成方法を、プラグインで作成する方法は別記事で紹介しました。
今回は無料テーマ「Cocoon」で作成できる、プラグインをインストールせずにサイトマップを作成する方法を紹介します。
目次
プラグインなしでサイトマップを作成「Cocoonなら簡単」読者向けの目次
サイトマップはグーグル向けのXMLサイトマップと、読者向けの目次であるHTMLサイトマップの2種類あります。
読者向けのサイトマップは必要なのかと思われがちですが、記事の数が少なければ目的の記事を探すのに時間はかかりませんが、記事の数が20を超えてくると探すのに時間がかかってしまい、その時点で読者が離脱する可能性も出てきます。
カテゴリー別に記事を分けていればまだ探しやすいですが、目的の記事のカテゴリーが分からなければ探すのに時間がかかります。
Cocoonのテーマをお使いでしたら、簡単ではありますがサイトマップをプラグインなしで作成できます。
アドセンス審査でも、サイトマップはXMLサイトマップ・HTMLサイトマップは必要と言われていますので、作成してみましょう。
①固定ページにサイトマップのページを作成する
まずは固定ページで、サイトマップのページを作成します。
ダッシュボード→固定ページ→新規追加へ進みます。

投稿ページが開きますので赤枠の「タイトルを追加」部分に、分かりやすい名前(サイトマップなど)を入力します(入力した文字がそのまま表示されます)
青枠部分の段落には、半角で「sitemap」と入力します(「」は半角の[]に直して入力します)

入力したら、「プレビュー」をクリックしてみましょう。
下のようにサイトマップが表示されていれば、正しくショートコードが入力されていますので、右上の「公開」をクリックして保存します。
(管理人はカテゴリー設定をしているので、カテゴリーの項目があります)

せっかくサイトマップを作成しても、このままではサイトマップは表示されていません。
次は、メニューへの設置方法を説明します。
②ヘッダーメニューを作成する
ダッシュボード→外観→メニューへと進みます。


「新しいメニューを作成しましょう」をクリックすると、新規でメニューを作成する画面に変わります。
(初めてメニューを作成する場合は、最初からこの画面です)
「メニュー名」にはわかりやすい名前(ヘッダーメニュー等)を入れたら、「ヘッダーメニュー」にチェックを入れて「メニューを作成」をクリックします。
メニューを作成をクリックすると、左側の「メニュー項目を追加」欄が薄字から濃い表示に変わります。

管理人は既に固定ページで、「お問い合わせ」と「管理人について」のページを作成していますので、「サイトマップ」と合わせて3つのページが表示されています。
先程作成したヘッダーメニューに表示させたいページ(サイトマップ)にチェックを入れて、「メニューに追加」をクリックします。
メニュー構造に「サイトマップ」が表示されていれば、設定は終了です。

もし、他に固定ページを作成していてメニューから表示を外したいときは、下記の画像のように「一括選択」にチェックを入れて、表示を外したい項目にチェックを入れたら、「選択した項目を削除」をクリックすると、メニュー表示から外すことができます。
(その後、メニューを保存をクリックするのを忘れないように)

ブログのトップページのメニューに、先程設定したサイトマップが表示されていれば正しく入力されています。
(管理人は3つのページを設定しています)

簡単で良ければ、これでサイトマップの作成は終了です。
③サイトマップ表示をカスタマイズする
最初に作成した、デフォルトのサイトマップ表示です。

読者向けの目次(サイトマップ)ですので、余分な「固定ページ」は表示させたくありません。
記事にカテゴリー設定をしているのなら、表示は「カテゴリー」だけでいいですし、カテゴリー設定をしていないのであれば、「投稿一覧」だけで十分です
サイトマップで使用するショートコードは、下記の4つです。
このコードを使用する所は、固定ページで作成した「サイトマップ」のページです。
ダッシュボード→固定ページ→固定ページ一覧へと進みます。

先程作成した、サイトマップのページを編集します。


赤枠内の、sitemapの後に続けて、表示させてくない項目のコードを入力します。
固定ページを表示させたくないので、「sitemap page=0」と入力したら、「公開」をクリックして保存します(「」は[]に直して入力してください)
プレビューで確認するとサイトマップ一覧から、「固定ページ」が非表示になっています。

なお、コードは連続して入力できるので、「sitemap single=0 category=0」(「」は[]に直して入力してください)と入力すると、固定ページだけの表示となります。

自分がサイトマップに表示させたい項目を選んで、ショートコードを設定するようにしましょう。
ページを変更したら、必ず「公開」をクリックして固定ページを保存するのを忘れないようにしましょう。
設定は、以上で終了です。
「プラグインなしでサイトマップを作成」まとめ
無料テーマのCocoonでしたら、簡易ではありますが読者向けの目次であるサイトマップを、プラグインなしで作成することができます。
記事が少ないうちは、サイトマップなしでも記事の検索は簡単ですが、記事数が多くなってくると検索するのも大変です。
カテゴリー設定をしていれば記事の検索もある程度簡単ですが、目的の記事のカテゴリーが分からない場合だと大変です。
アドセンスの審査も、今ではサイトマップの作成があった方がいいと言われていますので、Cocoonのテーマをお使いでしたらプラグインなしでもサイトマップを作成出来る方法ですので、審査の時だけでもサイトマップの作成をおススメします。
もっとこだわったサイトマップを作りたいのでしたら、サイトマップのプラグインをインストールして作成してみるのがいいでしょう。
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